名古屋グランパスエイト ストイコビッチ

サッカーボール

歴代の外国人選手の中でも、最も活躍した選手の一人が名古屋グランパスエイトで選手、そして監督としても成績を残した旧ユーゴスラビア、現在のセルビアのドラガン・ストイコビッチ選手です。

決して大柄な選手ではありませんが巧みなボールコントロールと的確なパスなどでゲームを組み立てる中心選手として活躍しました。ワールドカップで活躍したからといってJリーグで必ずしも活躍できるとは限りませんが、ストイコビッチ選手は名古屋の中心選手として長い間在籍し、その後監督としてもJリーグ制覇に貢献しています。

監督時代もその技術の高さに、現役選手が舌を巻いたという逸話もあります。非常に親日家の面を持ち、食事面でも納豆をはじめ、焼き魚、梅干しなどを好み、夏は浴衣で家族と記念写真を撮ったり、盆栽を趣味にしたりと非常に日本と縁の深い外国人選手です。


守備的MF レオ・シルバ

シュート体勢

これまで、Jリーグでプレーしている外国人選手で目立っていたのはフォワードや攻撃的MFのポジションでプレーするアタッカーでした。
得点を挙げるという分かりやすい特徴があったため注目が集まっていましたが、見る人が見れば分かる歴代最高の外国人選手として数えられるのがレオ・シルバです。

レオ・シルバのポジションは守備的MFで、積極的に攻撃に絡むプレイヤーではないためJリーグを見始めたばかりのファンからするとその活躍ぶりが分かりません。
しかし、Jリーグ観戦歴が長いファンからすると、レオ・シルバほどチームのためにプレーしてくれる外国人選手はいないと断言できるほどなのです。

ピッチ上を縦横無尽に駆け回り、ボールホルダーにプレスを掛けてボールを刈り取るプレイスタイルでチームへの貢献度はナンバーワンです。
さらに、ボールを奪うだけではなく的確なスルーパスを出し、自らもゴール前に顔を出してゴールを決めることが出来るという希有な選手なのです。