Jリーグのクラブは増加したが欧州に追いつけるのか？

日本サッカーはプロリーグ化して以降プロのサッカーチームがどんどん増えています。現在3部リーグまで設立され、多くのチームが存在しています。これは欧州リーグを見習っているからで日本が特別多いわけではありません。

数が多くなるとそれだけレベルの高い選手が分散されてリーグのレベルが落ちるのではという懸念もありますが、より多くの選手がプロとして試合をすることで成長できる機会が増える事になるので、日本サッカー全体としてはレベルの底上げが期待できます。
まだまだ欧州リーグとの差は大きいですが、少しずつ効果が出てきている事もうかがえます。

グラブワールドカップで日本・Jリーグ代表チームが決勝まで進み、決勝でも一時リードして優勝の可能性があった事は記憶に新しいでしょう。クラブサッカーは選手が多くの時間を共有できるので日本人が得意とする組織プレーの質を高めやすい事や日本での開催という事で有利な面がありましたが少しずつレベルが上がっているといえます。

ようやく日本にサッカーが根付いてきた所ですが、日本・Jリーグが欧州リーグに追いつくにはもう少し時間が必要です。
ジュニア世代ではそれ程差は無いので、そこから先のプロのレベルを上げる事が課題と言えるでしょう。